水府より愛を込めまして

地元茨城の魅力を再発見したいヘタレの自己満足の為に造られたブログです。

鹿島神宮〜武神を祀る常陸国一宮〜

今回ご紹介するのは、鹿嶋市宮中に鎮座する常陸国一宮・鹿島神宮です。全国的に有名な場所であり、茨城の神社といってまず思い浮かべるのが此処ではないか思います。

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一宮とはかつての国制において各国ごとに定められた神社で、いずれも格式の高い所が選ばれています。例えば常陸国においては一宮・鹿島神宮、二宮・靜神社、三宮・吉田神社といった具合です。ちなみに栃木の宇都宮という地名は一宮の転訛だといわれています。

また千葉県香取市香取神宮、神栖の息栖神社と共に東国三社の一つであり、この3社を参拝する東国三社参りは江戸時代から人気があります。

 

住所:鹿嶋市宮中町

社格:旧官幣大社

祭神武甕槌神

 

祭神の武甕槌(建御雷・タケミカヅチ)は雷神・武神として有名で、日本神話において葦原中国(アシハラノナカツクニ)平定で活躍した神様です。

古代藤原氏が祭祀を担当し、当時は伊勢神宮香取神宮と並ぶ神宮として繁栄しました。武神を祀るだけあって鹿島神宮はその後源頼朝徳川幕府等武士から厚い信仰を受けました。

 

それでは参拝と参りましょう!

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正面入り口の立派な大鳥居です。

元々は花崗岩で造られた石製の鳥居があったのですが、東日本大震災で倒壊してしまいました。その後3年の時を経て、平成26年に木製の大鳥居が堂々たる姿で再建されました。

 

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朱が鮮やかな楼門です。初代水戸藩徳川頼房(光圀の父)により造営されました。

看板にもありますが、ドローン禁止ですよ!

 

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拝殿です。こちらは将軍徳川秀忠により造営されたものです。神宮の風格漂う立派な社殿です。

 

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本殿です。こちらも秀忠により拝殿と共に造営されました。装飾が美しいです。

 

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長い参道を進みます。

 

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鹿島といったら鹿!境内で鹿が飼育されています。

有名な話ですが、奈良公園の鹿は鹿島から来た鹿とされています。奈良の平城京に都が造られると、藤原氏(中臣氏)は春日大社を創建し、氏神とするタケミカヅチ鹿島神宮より勧請しました。その際にタケミカヅチが乗っていたのが白鹿で、それが奈良の鹿の祖になったと云います。

 

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奥宮です。こちらは徳川家康により造営され、かつて本殿であったものが移築されたものです。

 

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地震を引き起こす大鯰を押さえ付けているといわれる要石です。これと対になるのが香取神宮にある要石で、鹿島が凹型なのに対し香取は凸型をしています。それぞれ鯰の頭と尾を押さえているそうです。

好奇心旺盛な徳川光圀は家臣に命じてこの石を7日7晩掘ったが、遂に掘り返すことができなかったといわれています。なんて罰当たりなことをするんだ!

 

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大鯰を押さえつけるタケミカヅチ

 

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こちらは御手洗(みたらし)池です。かつてはここで禊をして身を清めてから参拝していたようです。

ちなみに隣の茶屋でみたらし団子売ってます。

 

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社務所で御朱印も頂いています。奥宮の御朱印もありますよ! 

 

余談ですが、 実は鹿島神宮の祭神に関して、古くは「香島神(かしまのかみ)」と呼ばれていたそうでタケミカヅチという名が出てくるのは藤原氏との関係が出来てからなのだそうです。元々藤原氏(中臣氏)の祖先神とされるものはアメノコヤネという神様であり、タケミカヅチ氏神として据えたのは、葦原中国平定以来の大和朝廷繁栄の礎を作った英雄を自らのルーツとすることで、権力基盤を磐石なものにする目的があったのではないかともいわれています。

 

鹿島神宮には有名なお祭りがありまして、御船祭というもので12年に一度行われます。前回は平成26年に行われました。1700年年前より続いている伝統あるお祭りです。f:id:darthkeitar3121:20161005221231j:plain写真:鹿島神宮HPより

 

境内の広大な敷地は緑豊かな癒しの空間です。見どころたっぷりですので是非一度、いや二度三度訪ねてみてくださいな。

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