水府より愛を込めまして

地元茨城の魅力を再発見したいヘタレの自己満足の為に造られたブログです。

大甕神社〜封印された星の神様〜

今回は日立市大甕(おおみか)に鎮座する大甕神社のご紹介です。

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国道6号線を水戸から日立方面へ走っていくと、向かって右側に神域が見えてきます。こちらの神社は近年パワースポットとして人気の場所となっています。

なぜ人気なのかというと、それは天津甕星(アマツミカボシ)という神様の存在に尽きるでしょう!またの名を香香背男(カガセオ)といい、日本書紀に登場する星の神様であり、日本神話で唯一悪神とされています。

土着の国つ神ではなく、後のヤマト王権に繋がる天つ神の一人でありながら、同じ天つ神の武葉槌(タケハヅチ)に討伐され、ここ大甕の地に封印されました。

なぜ討たれたかというと諸説あるそうですが、香香背男が政争に負けた物部氏であるという説が有力なようです。

 

神道天照大御神を主神とするように太陽信仰が基本であり、夜の星はアマテラスの弟のツクヨミが陰に隠れているようにあまり目立ちません。

しかし日本各地には北斗七星を神格化したといわれる妙見菩薩を信仰する北辰妙見信仰があり、星を信仰する人々も多くいました。

金星の神格化であるともいわれる天津甕星もそれと何らかの関連がありそうですし、悪神とされ排除された星信仰が公の太陽信仰に対する庶民の信仰として残ったとも考えられます。

また東日本には縄文時代からのアラハバキ信仰があり、それも繋がっているとしたらとても面白いことになりますね。

 

住所:日立市大みか町6丁目16-1

社格:旧村社

祭神:武葉槌神、天津甕星

 

それでは参拝といきましょう!

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こちらが正面入り口です。

 

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 ちなみに国道側の参道には立派な大鳥居があります!!

 

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入ってすぐに拝殿があります。 ちなみにこちらに祀ってあるのは討伐した側の武葉槌です。

 

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扁額です。延喜式外社というのがわかります。

 

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拝殿の裏に宿魂石という岩山があります。この岩山に天津甕星を封じ込めたと云います。

 

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頂上を目指し登っていきます。チェーンを使って安全に登りましょう!

 

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頂上に武葉槌を祀った本殿があります。この岩山・宿魂石を上から押さえ付けているんですね。

 

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 こちらは封印された側である天津甕星を祀った社です。星の神紋が特徴的ですね。

 

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社務所で御朱印も頂いています。

 

ちなみにアマツミカボシはなんとあのマーベルコミックにも出演?しています😇

神様つながりで『ソー』のヴィランとして登場しているんですが、よくそこをチョイスしたなぁと感心しますね😌

 

今もなお人々を惹きつける、封印された星の神様に思いを馳せてみてはいかがですか?

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